2017.07.24

【Adobeで映像を作る】001 大まかな手順 Prelude編

Adobeの映像関連製品の説明です。 それでは早速。

編集の大きな流れ(Pl→Pr→Ae)

adobeMovie_102_Pl→Pr→Ae 僕が映像の編集業務で使っているソフトは3つ。
  • Adobe Prelude(Pl)
  • Adobe Premiere(Pr)
  • Adobe After Effects(Ae)
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もちろん、素材作成の段階ではAdobe Illustrator(Ai)、Adobe Photoshop(Ps)なども使います。 ちなみに、カッコ内のソフトの略称ですが、ブログ内でも多用しますので 覚えといてください。

(手順1)Prelude(プレリュード)で素材の整理

このPreludeというソフト、映像をやってる人でも使ったことがないことが多いです。 詳しくは後述しますが、使った方がいいです。

(手順2)Premiere(プレミア)で編集

素材のカラコレから、カット割り、BGMやSEなどの音付けまで行います。

(手順3)After Effects(アフターエフェクツ)で上モノ追加

特殊効果的なものや、アニメーション素材など追加を行います。

(おまけ)Premiereに戻して最終仕上げ

After Effectsで処理したモノを、もう一度Premiereに読み込んで、 音声の調整などを行います。 これが大きな流れです。 ではさっそく説明してきます。 ※今回は、Prelude部分の説明のみ。  

Preludeで下ごしらえ

adobeMovie_103_Plの説明 見たことあるけど使ったことない。 かつての僕もそうでした。そして、どんな効果があるのか、いまいち実感できない。 でも存在しているからには、意味があるんです。このソフト。 そして、絶対に使って欲しい。

Preludeでクローンの作成と素材の整理

Preludeが何をしているかというと、クローンの作成と素材の整理です。 クローンとは、より精確なコピーのことを言います(このブログでは) このクローンですが、コピーではいけない理由があります。

クローンの作成が必要な理由

動画ファイルにはメタデータというモノがあります。 メタデータとは動画ファイルに関連付けられた“基本情報”みたいなモノです。 こいつが、映像の中で見えないにもかかわらず、作用しているんです。 Preludeでインジェスト(読み込み)をすることで、撮影時に生成されたメタデータと動画データとをリンクさせながら取り込めるんです。 撮影ファイルを単純にコピーするだけではメタデータは取り込めず、 メタデータに書かれている情報も欠損してしまいます。 スクリーンショット 2017-07-23 16.46.38 上の画像の、MP4の下にあるXMLファイルがメタデータです。 このファイルにはデュレーションやタイムコードの他、撮影機材のプロファイルなどなどさまざまな情報が記録されてますので 筆者も詳しくは理解してないですが、大切なファイル(らしい)です。 その他、Rawファイルの現像もインジェストによって行います。

素材整理とラフカット(荒編)

インジェストしたファイルは、Prelude上でサムネイル表示されます。 その状態である程度の素材整理を行います。 また、タイムラインがあるので、Premiereに移行する前にラフカットができます。 このとき、ラフカットした素材は、元素材の“派生ファイル”として扱われます

筆者が経験したPlマジック

Preludeのインジェストが原因かはわかりませんが、 以前、長尺のファイルを取り扱ったときのこと… 長尺ファイルは、撮影機材の使用上、記録時にファイルが分割されることがあります。 そのファイルを直接Premiereに読み込んでタイムラインに並べてみたら つなぎ目が1フレーム落ちてる… その瞬間だけカクつくんですよ。 それをあーでもないこーでもない、ってやってたら Preludeのインジェストにたどり着いて、インジェストしてみるとなんと! 落ちていた1フレームが復活しているではありませんか! Preludeを使ったからなのか、なんなのかは分かりませんが そんなこともあり、Prelude信者になりました。

Plで整理したらPrに送信

Preludeで素材整理をしたら、Premiereにそのまま“送信”できます。 送信することで、Preludeでメタデータごと整理したファイルをPremiereで扱えるようになります。 ここらへんのリンク機能はPl・Pr間だけでなく、Aeともきちんと素早くできるのが、CS6以降のバージョンで嬉しいところです。   次回は、Premiereでの作業について説明します。]]>