Font Awesomeがうまく表示されない。

Font Awesomeでcontent指定してるのに、□になる・・・ そうです。 この四角!何でよ! 何しても直らない!

Font AwesomeをCSS内でcontent指定して使う手順

絶対にいろんなところでつまづいている人いると思う。

CSS内で指定するときは まず、headerでCDN読み込み

<link rel="stylesheet" href="https://use.fontawesome.com/releases/v5.2.0/css/all.css" integrity="sha384-hWVjflwFxL6sNzntih27bfxkr27PmbbK/iSvJ+a4+0owXq79v+lsFkW54bOGbiDQ" crossorigin="anonymous">

そんで、CSS内擬似要素(:after、:before)で指定

.fontawe:after{
    display:block;
    content:"\f061";
    font-family: "Font Awesome";
    width:20px;
    height:20px;

}
これだと□になります。

間違い要素をまとめていくと

擬似要素の使い方は自分で調べてもらうとして、 擬似要素内でどうしてFont Awesomeが□になってしまうのか、をまとめました。

(間違い要素1) font-familyは「Font Awesome 5 Free」

正しいフォント指定は
font-family: "Font Awesome 5 Free";
2018年8月現在で、Font Awesome のバージョン5フリー版を使う場合です。 古いブログだと「5 Free」がない記載があります。

(間違い要素2)contentは「\(バックスラッシュ)」付きのUnicode

正しいアイコン指定は
content:"\f061";
バックスラッシュがなかったり、半角¥マークになってたりしたら間違い。 よくありがちなのは、Font-awesomeのアイコン画面の一番左のコードを直接書くこと。 content:”<i class=”fas~~~~~~~”> は違いますよ。 contentで指定するときは、ユニコードをコピーしてください。 バックスラッシュもお忘れなく。

font-weightの指定がないと表示されない

ワタクシ、これによって1時間も悩まされました。
font-weight:900;
いろんなページをまさぐりまくっていたら確かに書いてありましたよ。こんな表がこのページに。 こんなページ誰も見ないでしょ!使い方のページに書いといてくれ〜と叫んだ。 Free版を表示するときは、font-weightを「900」か「bold」で指定しないといけないようです。 確かにfont-weightを指定したら、表示されました。 ここまでの道のり長かったなぁ〜・・・・。

コピペ用

.fontawe:after{
    display:block;
    content:"\f061";
    width:20px;
    height:20px;
    font-family: "Font Awesome 5 Free";
    font-weight:900;
}
これをぶち込んだら、とりあえずいけるはずです。 [wpap service=”with” type=”detail” id=”4839960224″ title=”6ステップでマスターする 「最新標準」HTML+CSSデザイン ~フレキシブルボックスレイアウトを使った、レスポ…”]]]>

応募多数らしいです。内容に少し触れてみます。

超・初心者向けの講座です。 おそらく、ウェブサイトの初歩知識を身につけている方にとっては退屈な講義かと思います。 「目から鱗!」的な情報はあまり期待しないように。笑 もうちょっとツッコんだ話は、 この講義を終えた後、何かしらの手応えを感じたらまた別途やって見ようかな、と思います。

ウェブサイトをぱぱっと作っちゃう講座です。

基本を押さえつつ、必要最小限のページ構成で「作り方」も学べます。 あまり細かい部分には言及せず、みんなで教科書通りの同じレイアウトでウェブサイトを作ります。 (もちろん、コンテンツについては考えてもらいます。)

情報発信の基本を学ぶ講座です。

ただし、ウェブサイトを「作ること」に重きを置くわけではなく ウェブを使った「情報発信」についての基本の”キ”を学ぶことを中心に据えます。 WIXの使い方や、WIXを使ったウェブサイト制作について、もちろん講義をするわけですが、 どちらかと言えば「作り方」よりも「情報発信」がメインです。 それはなぜか、 情報発信の道具の一つが、ウェブサイトというメディアだからです。 ウェブサイトは作るだけでは意味がないのです。

情報発信メディアはたくさんある

情報発信といえば、SNSやウェブサイト、と真っ先に思い浮かぶ人が多いと思います。 正確にいえば、チラシや新聞も「情報発信」のためのメディアであり、 ビジネスで多用されるメディアといえば「名刺」も挙げられます。 今や、高齢者もスマートフォンを利用する時代なので、ウェブサイトがカバーできる年齢層は広がりつつありますが、それでも、チラシの方が情報発信効果がある場合もあります。 情報発信はメディア選びからすでに始まってます。 大切なのは 100歳のおじいちゃんたちに情報発信したければ、ウェブではない方が得策です。 そんな話を中心に話したいと思います。]]>

モバイルファーストインデックスについて

ウェブ = モバイル となるわけです。 わかりやすく説明します。

今後はモバイルサイトの内容が検索順位にかかわってくる

Googleは公式のサイトでこう発表しています。
将来的に Google のアルゴリズムはモバイル版のコンテンツを主に使用するようになります。つまり、ページのランキングを決定したり、構造化データを理解したり、検索結果にスニペットを表示する際も、モバイル版のコンテンツが使用されるようになります。もちろん、Google のインデックスがモバイル版のコンテンツで形成されるようになっても、デスクトップ端末かモバイル端末かに関わらず、すべてのユーザーに素晴らしい検索体験を提供し続ける点は変わりません。
検索結果に反映する際に、モバイル版のコンテンツを主に使用するようになる。 モバイル版のウェブサイトのコンテンツが如何に、ユーザのことを考え作られているかが重要になります。 もっと簡単に言うと、スマホで使いやすいサイト作れよ!ってことです。

すでにレスポンシブデザインのサイトは特に何もしなくてよい

レスポンシブデザイン動的な配信を行っているサイトで、主要なコンテンツやマークアップがモバイル版とデスクトップ版で同一である場合は、何も変更する必要はありません。
レスポンシブデザインの場合は何もせずにそのほかのSEO対策をしていきましょう。

スマホ・PCがそれぞれ独立している場合

スマホサイト・PCサイトが独立している場合、以下の対応が必須になります。
  • 構造化データ マークアップがデスクトップ版とモバイル版の両方で配信されるようにします。構造化データ マークアップの同一性を確認するには、構造化データ テストツールにデスクトップ版とモバイル版の両方の URL を入力し、出力結果を比較します。モバイルサイトへ構造化データを追加する際は、それぞれのドキュメント特有の情報に関係のないマークアップを大量に追加するのは控えます。
  • robots.txt テスターを使用してモバイル版のコンテンツに Googlebot がアクセス可能であることを確認します。
  • rel=”canonical” リンク要素を変更する必要はありません。デスクトップとモバイルのそれぞれの検索ユーザーにとって適切な結果を表示するために、Google はそれらのリンク要素を引き続き使用します。
 

PC版しかない場合はどうすりゃいいのさ

では、PC版のウェブサイトしかない場合、どうすればいいのか。 新たにスマホサイトを作るべきなのか、無理やりレスポンシブ対応したほうがいいのか、 それともPC版だけでいいのか。 Googleさんはこう言っています。
デスクトップ版のサイトしか存在しない場合、Google は引き続きデスクトップ版のサイトをインデックスします。モバイルユーザーエージェントを使用してアクセスする際も問題ありません。 デスクトップ ユーザーにとって使いやすいサイトは、壊れたり不完全なモバイルサイトよりも、モバイルユーザーにとって好ましい場合があります。モバイルサイトを作成する際は、サイトが完成し準備が整ってから公開することをおすすめします。
つまり、変なスマホサイト作るくらいなら、ちゃんとしたPCサイト”だけ”の方がいいよということです。

読み込みスピードも評価対象

この ”Speed Update” (と私たちは呼んでいます)は、ユーザーに本当に遅い体験を提供しているようなページについてのみ影響し、ごくわずかな割合のクエリにしか影響しません。 そのページがどのような技術を用いて制作されたかに関係なく、すべてのページに同じ基準を適用します。
PHPによる動的なサイトでも、htmlによる静的なサイトでも、一緒くたに評価されるようですね。 ただし、次の文言が気になる。
検索意図は依然として非常に強いシグナルですので、魅力的で検索クエリと関連性の高いコンテンツは、ページの読み込み速度が遅くても高い順位に掲載される場合もあります。
つまり、ユーザが検索したワードによっては、読み込み速度にかかわらず上位表示されるということ? となると、そもそも「上位表示」に対する対策が難しくなりますね。(これも検索エンジンのあるべき姿かもしれませんが。)

そのほか、追加があれば追記します。

ほかに追加があれば随時追記していきます!]]>

【AEでSVGアニメーション! 002】制作フローと注意事項

インストール後にちょっとだけ設定 Bodymovinをインストールしたら、ちょっとだけ設定をします。 メニューから 環境設定 > 「一般設定」タブ > 「スクリプトによるファイルへの書き込みとネットワークへのアクセスを許可」にチェックを入れます 読んで字の如く。「スクリブトによるファイルへの書き込み」を許可するかどうかのチェックで、Bodymovinを使ってファイルを書き出す時に、「あなたのPCの任意の場所に新しいファイルを作りますよ、いいですか」という確認。 ここにチェックを入れておかないと、書き出しの際にエラーがでる場合があります。

さっそく、SVGファイルを作りましょう

それでは、無事、インストールも設定も完了したということで、 アニメーションを作っていきましょう。

もう一度、できることできないことの確認

第1回の記事の復習ですが、BodymovinはあくまでAfter Effects上のパスデータをSVGに置き換えるAdd-onです。なので、パスデータ以外は画像(PNG)に変換されます。 これを念頭におき、再度確認しましょう。

エフェクトや3D、ビデオ、オーディオは非対応

  • 画像ファイルの書き出し
  • エフェクト類
  • 画像のシーケンス
  • ビデオ、オーディオ
  • レイヤーの時間伸縮
  • 3Dレイヤー
ウィグラやレンズフレアなどのポストエフェクトはすべて対応しておりません。 ただ、今後対応予定という噂もありますので、期待しましょう。

シェイプ、パス、プリコンポ、マスクなどは対応

  • プリコンポーズ
  • シェイプ(矩形、楕円、星型)、テキスト
  • ヌルオブジェクトレイヤー
  • マスク
  • パスのトリミング
  • タイムリマップ
  • ブレンドモード(IE、Edgeを除く)
 

まずは、パスを用意

+Life Studioのロゴをすべてパスデータで起こしました。 と言っても、Adobe Illustratorで制作している場合は、コピペで対応できるので、楽です。

アニメーションをつける

通常、After Effectsでモーショングラフィックスを制作している方なら、難しいことではないですね。 キーフレームやパスを使って、素材に動きをつけていきます。 こんな感じで、動きをつけ終えたら、書き出していきましょう。

書き出すコンポと書き出し先のフォルダを指定

メニューで ウィンドウ > 拡張機能 > Bodymovin を開くと書き出し用の画面が出てきます 書き出すコンポにチェックをいれ、書き出すフォルダを指定します(フォルダが表示されていない場合はをクリックして指定)

書き出しのセッティングをする

書き出すコンポ名の左にある「Settingsギアマーク」をクリックすると、プロパティ画面が開きます。 書き出し形式は「Glyphs」を選択し、「Save」をクリック

JSONファイルを書き出す

Bodymovin画面の左上にある「Render」ボタンを押すと、JSONファイルの書き出しが始まります。 Renders Finishedと表示されたら、レンダリング完了です。 書き出したフォルダを見てみると、JSONファイルが出来上がっていると思います。 これで、書き出し完了です!

htmlファイルで書き出してくれるDemoモード

実際にブラウザでどのように動作するかを確認できるDemoモードという書き出し方法がSettingsの中にあります。 「Demo」で書きだすと、htmlファイルが生成され、それをブラウザで開けば動作を確認できます。

次回は、書き出したJSONの設置方法を掲載します♪

次回は、書き出したJSONをどのようにサイトに配置するか、をまとめます。]]>

【AEでSVGアニメーション! 001】メリット説明〜インストール

After Effectsを使ってSVGアニメを作る ウェブデザイナーでAfter Effectsを触れる人、または映像制作をしている人でウェブ案件に関わっている人、 そういう人には今回の方法は簡単で、かつ分かりやすく 複雑なSVGアニメーションを作りやすいです。 筆者はウェブデザイナーの出身で、後に映像制作に手を出し今に至るわけですが、 映像の中でもモーショングラフィックスを得意としており、 モーショングラフィックスの作成にはAfter Effectsを使っています。 だから、この方法はドンピシャでした。 ウェブ案件でちょっとしたアニメーションが使われることも 最近ではあたりまえのようになりましたね。 ページローディング時のアニメーションもその一つですが、 これからもっと増えてくるのではないか、と予想します。 今回は数ある動画フォーマット(GIFアニメやmp4、Youtube利用など)のなかで 「なぜSVGアニメーションなのか」、そしてAeを利用したSVGアニメーション制作の下準備までを説明したいと思います。

SVGのメリット

SVGには他の画像ファイルにはないメリットがいくつかあります。 もちろん、それらはSVGアニメにも引き継がれています。
  • 画像ファイルに比べてファイルサイズが小さい
  • 拡大縮小してもジャギーが出ない
  • プラットフォーム依存が少ない

画像ファイルに比べてファイルサイズが小さい

SVGはXMLという言語がベース画像フォーマットで、 従来の画像フォーマットJPEGやPNGに比べファイルサイズが小さいです。 ファイルサイズの比較を行っている記事があります。 [blogcard url=”http://blog.asial.co.jp/1109″]

拡大縮小してもジャギーが出ない

SVG:Scalable Vector Graphics(スケーラブル・ベクター・グラフィックス) つまり、伸縮できる、ヴェクターの、画像 ということです。 ヴェクターについての説明はこちらのサイトをご参照ください。 [blogcard url=”http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0908/18/news099_3.html”] ヴェクターの特性として、曲線が滑らかなまま拡大縮小を可逆的に行えます。 そのため、ジャギーがないのが利点です。

プラットフォーム依存が少ない

拡大縮小ができることや、それによる画質の劣化などがないことから プラットフォーム依存がないことが利点です。

SVGのサポートブラウザ状況(2017)

SVG対応ブラウザの状況です。 2017年、ほとんどのブラウザが対応できており、シェアも高いのも魅力的。

BodymovinというAEのAdd-onを使う

今回紹介するSVGアニメーションの制作方法は、 BodymovinというAfter Effects Add-onを使う方法です。 jsをゴリゴリ書けなくても、After Effectsで作成したアニメーションを、jsonファイルでパパッとSVGアニメーションに変換してくれます。 今までウェブに埋め込む動きのあるコンテンツといえば、GIFアニメやmp4などの動画ファイルがありました。 GIFアニメは色数の制限があり、mp4の埋め込みはブラウザ対応が至難の技で、 HTML5から採用されたmediaタグにおいても、かなり手間がかかりますね。。

Bodymovinでできること・できないこと

BodymovinでSVGアニメに変換する際に、できることできないことをまとめました。

エフェクトや3D、ビデオ、オーディオは非対応

  • 画像ファイルの書き出し
  • エフェクト類
  • 画像のシーケンス
  • ビデオ、オーディオ
  • レイヤーの時間伸縮
  • 3Dレイヤー
ウィグラやレンズフレアなどのポストエフェクトはすべて対応しておりません。 ただ、今後対応予定という噂もありますので、期待しましょう。

シェイプ、パス、プリコンポ、マスクなどは対応

  • プリコンポーズ
  • シェイプ(矩形、楕円、星型)、テキスト
  • ヌルオブジェクトレイヤー
  • マスク
  • パスのトリミング
  • タイムリマップ
  • ブレンドモード(IE、Edgeを除く)

読み込んだイラレのレイヤーは画像ファイルとして書き出される

BodymovinはあくまでAfter Effects上のパスデータをSVGに置き換えるAdd-onです。 なので、パスデータ以外は画像(PNG)に変換されます。 After Effectsでモーショングラフィックスを作成する際、 素材をIllustratorで作成し、レイヤーを分けた状態でAeに読み込み、 アニメーションをつける作業をすることが多々あります。 この読み込んだIllustratorのレイヤは、パスデータではなく、 Illustratorのレイヤのリンクファイルなので、BodymovinでSVG化した際には PNG画像に変換されます。

BodymovinをAfter Effects 2017にインストールする手順

After Effects2017での拡張機能(Add-on)インストール方法をご説明します。

拡張機能インストールアプリ ZXPインストーラをダウンロードする

まずAdd-onインストールのために、ZXP Installerをダウンロード・解凍します。    

続いて、Bodymovinをgithubからダウンロード

こちらのBodymovin githubレポリトジページからBodymovinをダウンロードします。 右側の「Clone or download」をクリックしてダウンロードしましょう。

bodymovin.zxpをZXP Installerにドロップ

先にZXP Installer.appを起動します。 Bodymovin githubレポリトジページからダウンロードしたBodymovinのフォルダで build > extension と開いていってください。 extensionフォルダ内のbodymovin.zxpを先ほどのZXP Installerにドロップします。

Macのユーザ情報を入力してインストールを許可したら終了

ドロップすると「Updating…」という表示に変わります。 その後、Macの変更許可を聞かれるので、ユーザ名とパスワードを入力します。 ユーザ名、パスワードを入力し「OK」をクリックすると、インストールが完了します。

インストールが完了するとこんな画面がでます

「The extension was successfully installed!」が表示されたら、インストール完了です。

After Effectsで「拡張機能」を確認

アフターエフェクトのメニューから ウィンドウ > 拡張機能 を開いたときに「Bodymovin」が表示されていればインストール完了!  

次回は、実際の制作フローと制作の注意点をご紹介します

次回は具体的な制作について触れていきます♪  ]]>

ドメインの選び方

ドメインってなに? このウェブサイトでいうと「http://plife.studio/」の「plife.studio」がドメインのこと。 ドメインの末尾「.studio」「.com」「.net」「.co.jp」などなどはトップレベルドメインと呼ばれます。

ドメインとは、屋号のようなもの

よく、「ドメインとはインターネット上の住所のこと」と比喩されます。 これ、正しいようで正しくない気がします。 どちらかというと、屋号という表現が適正。 このサイトは「.studio」という村の「plife」さん。 「.com」という村や「.net」という村にも同じ「plife」さんがいることもあるのです。鈴木さんが隣町にもいる感じです。

ネット上の住所である「IPアドレス」では分かりにくい

インターネット上での「住所」を、IPアドレスといいます。 IPアドレスは数字のみで構成されており、その数字を全て覚えておくのは難しいです。 あのサイトは「192.168.xxx.xxx」、このサイトは「192.168.yyy.yyy」なんて覚えていられないので、覚えやすいように「ドメイン」を使うのです。

屋号から住所への変換はDNSがする

「plife.studio」という屋号を、インターネット上の住所である「IPアドレス」に変換する通訳がいます。 それがDNS(ドメイン・ネーム・サーバ)です。 インターネットという大きな街の中では、「あそこの村の鈴木さん」と言われても見つけられないので、 DNSが正式な住所に通訳します。 「あそこの村の鈴木さん(ドメイン)」=「日本のソーダ村のメロン地区30−2の鈴木さん(IPアドレス)」に変換する、みたいな感じです。

ドメインの決め方・選び方

ここまでの説明を読んだら、どういうドメインを取得すればいいか、よくわかると思います。 ドメインとは「屋号」です。 少なからず、サイトの中身や名称が想像できるものが適しています。 +Life Studioだから「plife.studio」なのです。 そこを「ohashikyosen.studio」にはしないわけです。 それを踏まえた上で、よくある決め方を書いていきます。

店や企業の名前をそのまま使う

世の中のドメインでもっとも多いパターンです。 名前をそのまま使うので、覚えやすいし入力しやすい。
  • 東京ディズニーリゾート http://www.tokyodisneyresort.jp/
  • SONY http://www.sony.jp/
  • PIXAR https://www.pixar.com/
ただ、日本語の場合ローマ字表記に揺らぎがあるので、ややこしい場合もあります。 例えば、「大阪」は「osaka」「oosaka」「ohsaka」などの想定がされるため、逆にややこしいです。

商品名やキーワードを使う

  • アイスマン福留(コンビニアイス評論家) http://www.conveniice.com/
  • 寝具のこだま http://www.anmin-ne.com/
 

ポイントは覚えやすくて入力しやすいこと

ドメインのポイントは、覚えやすくて入力しやすいことだと考えます。 入力しやすい、とは、「文字数が少ない」ということです。

トップレベルドメイン(TLD)の決め方

トップレベルドメインとは「.com」「.net」「.co」などなど、ドメインの一番最後に付いているもの。

主たるTLDと使用用途

TLD 概要 主たる用途
.com 「commerce」の略 企業や商用サービスを表す
.net 「network」の略 ネットワークサービスを提供する者を表す
.org 「organization」の略 非営利団体を表す
.biz 「business」の略 ビジネスを表す
.info 「information」の略 情報を提供する者を表す
.co 「company」の略 企業や商用サービスを表す

属性jpドメイン

属性jpドメインとは、TLD「jp」の前に、セカンドレベルドメイン(SLD)として別の文字が入るドメインのこと。
TLD 概要 主たる用途
.co.jp 「company」の略 日本国内で登記を行っている会社・企業が登録可能
  • 株式会社、有限会社、合同会社、合名会社、合資会社、相互会社など信用金庫、信用組合、外国会社(日本で登記していること)
.or.jp 「organization」の略 特定の法人組織が登録可能  
.ne.jp 「network」の略 ネットワークサービスごとに登録可能 サービスごとに一つのドメイン名を登録できます。 (同一組織でもサービスごとに異なるNE.JPドメイン名を登録できます)
.ac.jp 「academic」の略 高等教育機関、学術研究機関などが登録可能
  • 大学、大学校、高等専門学校、大学共同利用機関などの学術研究機関学校法人、職業訓練校、職業訓練法人
.go.jp 「government」の略 日本の政府機関や各省庁所管の研究所、特殊法人、独立行政法人が登録できます。政府機関は、一つの組織で複数のGO.JPドメイン名を登録できます。
.ed.jp 「education」の略 初等中等教育機関および18歳未満を対象とした教育機関が登録可能
  • 保育所、幼稚園、小学校、中学校、中等教育学校、高等学校
  • 盲学校、聾学校、養護学校、専修学校
  • 各種学校のうち、主に18歳未満を対象とするもの
 

属性jpドメインのメリットは、安心安全アピール

jpドメインのメリットは何と言っても「日本の企業や個人しか取得できない」という点 これは、世界レベルで見たときに「安心・安全」をアピールする材料に成りうるのです。 「日本の企業だから安心」という日本安心説は、世界ではまだまだあります。

しかし、日本国内ではあまり関係ない

しかしながら、日本国内向けであればあまり関係ないのです。 そもそもTLDを一般ユーザは見てないことが多いです。

で、TLDは結局何がいいか

分かりやすい「.com」か「.net」 日本らしさを押し出していくのであれば「.jp」をおすすめしています。 jpは運用費用が他に比べ高めなので、予算とにらめっこです。

新ドメインと日本語ドメイン

最近では「.com」などの定番のTLDだけでなく、このサイトのように「.studio」や「.today」などの新しいドメインも増えてきました。 さらにドメインに日本語を使う「にほんご.com」のようなものも増えてきました。 個人的にはかなり面白い方向性だな、と思います。

新ドメイン

新ドメインはこんなにたくさんあります。 本サイト「.studio」も新ドメインです。

メリットは「話題性」「関連付け」

  • 話題性
  • 地域、業種などとの関連付け
「.actor」「.finance」「.art」「.repair」「.global」…アピールするにはもってこいの単語が並びます。 「.actor」なんて、俳優しか使えませんが、俳優が使えば誰がどう見ても俳優のサイトのURL。

デメリットは「長いTLDがある」「登録できないサービスがある」

新しいから信頼性が…という説明のサイトもありますが、 先述の通り、ユーザはドメインと安全性を紐付けて判断していません。 ですので、デメリットは
  • 長いTLDは覚えにくい!
  • 新ドメインのメールアドレスが、ウェブサービス登録に使えないときがある
「.construction」「.restaurant」こんなの覚えられない!というか、打ち間違える! そして、一部のウェブサービスを登録する際に、 新ドメインのメールアドレスでは、メールアドレスとは認識されず登録できない場合があります。

日本語ドメイン

最近流行り?の日本語ドメイン。 日本人にしか通用しませんが、メリットもあります。

メリットは「日本人なら覚えやすい」

  • 日本人にとっては覚えやすい
  • URL自体が検索対策になる
  • ドメインの選択肢が増える
URLに日本語が含まれる = 日本語検索の検索対象になる というのが最大のメリット。 「ドメインの選択肢が増える」とは、 日本語には、「ひらがな」「カタカナ」「漢字」があるためです。 「プラスライフ」「ぷらすらいふ」「富羅須雷不」すべてが別の扱いです。

デメリットは「海外不向き」

言わずもがなです。

まとめ

無難に、運用コストも安く決めるなら
  • 企業名(お店)のローマ字 + .comまたは.net
面白く攻めたいなら、新ドメインを使うのもいいかも! です。  ]]>

ウェブデザインの参考にしているサイト(2017年)

ポイントは、見易さと検索のしやすさ ピックアップするときにポイントを絞りました。

  • アーカイブサイト自体の見易さ
  • 参考を探す時の検索のしやすさ
この2点です。 それでは早速紹介します。

良質すぎる MUUUUU.ORG

http://muuuuu.org/

クオリティが高く、国内外問わず取り扱い

取り扱ってるサイトがかなり良質です。 国内外問わず扱っており、数も豊富で更新頻度も高め。

検索は業種・デザイン・タイプのカテゴリーごと

かなり細かくカテゴリ分けしてあります。

シャッフル機能が面白い I/O3000

http://io3000.com/

更新頻度、扱い件数が多い

毎月20〜40件の更新です。 MUUUUUがビジュアルを前面に出したデザイン性の高いサイトを取り扱っているのに対し、 こちらは、それ以外にも日本のウェブサイトでよくある情報量の多いサイトも取り扱っています。

キーワード検索が強み

カテゴリーだけでなく、キーワードで検索できるのがいいですね。 また、「Shuffle」をクリックすると、更新日に関係なくランダムに並ぶようになります。 予期せず出会ういいデザインがあるのが魅力です。

WordPressサイトのアーカイブ WP Design Gallery

http://wpgallery.kachibito.net/

ワードプレスに特化したサイト

Wordpressのテンプレートに特化したアーカイブなので、Wordpress案件にはかなり参考になります。

レイアウトでも分けられている

カテゴリ分けは最小限。カラムで分けられているのはいいですね。

更新されていない…

もう長らく更新されていないようですね。残念です。

評価性を取り入れている Awwwwards

https://www.awwwards.com/

投票で決まるポイント

DESIGN(デザイン性)、USABILITY(使い勝手)、CREATIVITY(創造性)、CONTENT(内容)と4つの評価軸で、Awwwwards利用者が評価。 評価は投票で決まり、投票するユーザも評価によりランクが別れるため適当な評価ではないところがいい。

勉強は不可欠

いかがでしたでしょうか。 やっぱり、流行りのデザインを勉強すること、世界のデザインを勉強することはとても重要です。 デザインを勉強したり、迷ってしまったりしたら、今日ご紹介したアーカイブサイトを見てみるのもいいかもしれません。]]>